2021年10月08日
FBIの身分証、バッジカードについて
法執行機関の身分証 IDカード
2021/10/8 更新
●法執行機関の身分証について●

映画、ミリタリー、警察、どの界隈でも大人気の言わずと知れたFBI。
連邦捜査局というアメリカ全土を州の管轄を跨いで捜査できる法執行機関。
FBIバッジと言えば90年代にサスペンスドラマで一般に浸透した印象がある。
『ツインピークス』や『Xファイル』それに『羊たちの沈黙』も有名。

『Xファイル』のスカリー捜査官
バッジは実物の写真が豊富にあるので、実物とレプリカの差異を観察することができる。
手帳型(バッジカード)の方はどうか?
実は探してみるとおみやげ物レプリカに埋もれて、実物の写真が散見できる。
バッジに比べ、実際の書式や仕様があまり表に出ることはないが、FBIの就任式や退職祝いの額装プラークなどで実物の身分証を目にする機会がある。

退官した捜査官への額装記念品
左上にバッジ、右側に実物のバッジカードが飾られ、
退役(RETIRED)の文字のパンチ穴があるのが確認できる。
いわゆるFBI手帳とはデザインが異なり、旧来型の二つ折り身分証。
映画で登場するバッジがついたものは実際の実物を確認できず、上記の旧来型デザインは多数確認できる。
あくまで私感的な推測だが、いわゆるXファイル型手帳は90年代に更新された新デザインという訳ではなく、映像的にワンカットでバッジと名前と顔が提示できる利点があり、映像的に作られた小道具用のデザインではないか?と思う。

ドラマ『Xファイル』オープニング、FBIを印象づけたカット
アメリカ国内では撮影用小道具としても、実物と同じデザインに違法性がないわけではなく、適法性の面からも異なるデザインで設計されている可能性がある。
ちなみにFBI捜査官はバッジを専用のバッジホルダーに装着して、ズボンベルトのホルスターの近くや、ジャケットの胸ポケットに差したり、ネックチェーンで首にかけるのが主流だが、バッジを手帳に着けないという訳でもなく、バッジ装着型の手帳も実際に使われている。
(銃の近くにバッジを着ける習慣は、銃を携帯しているのが相手に見えたときに不要なトラブルを避けるためと思われる)

手帳タイプバッジホルダー
そこで調べてみた実物例。

2013年 FBI長官就任式
出典:https://www.nbcnews.com/news/us-news/new-fbi-boss-job-no-1-fight-budget-cuts-flna8c11139177

2015年 FBI捜査官のリクルーターのインタビュー記事
出典:https://accounting.fau.edu/blog/forensic-accounting-blog/meet-kathleen-cymbaluk-fbi-special-agent-recruiter-saturday-september-26-2015/

引退した文民アドバイザーの写真

退官した捜査官の記念品の額装写真

退官した捜査官とされる写真
実物と推定される画像で、身分証の発行された日付を確認すると、73年、80年代、90年、98年、それに真偽不明ながら最近では2019年のものが見つかる。
これらを鑑みても実物の身分証のデザインはあまり変わっていないと推測される。
現在、このバッジカードのレプリカを試作中で、もしかすると受注製作に漕ぎ着けるかもしれません。
なお、映画やドラマで登場する、施設内でのFBIの名札または入館証、縦型のバッジカードともされるもの。

プロップレプリカとして流通している縦型ID
こちらのデザインは当方でもすでにレプリカIDを作成しており、ご要望があれば受注作成もできます。

また、ビニール製のIDホルダーも政府機関・米軍使用の実物品を取り扱っております。詳細は下記リンク先にて

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
レプリカIDカード取扱い一覧
https://kamyu408.militaryblog.jp/e969403.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2021/10/8 更新
●法執行機関の身分証について●

映画、ミリタリー、警察、どの界隈でも大人気の言わずと知れたFBI。
連邦捜査局というアメリカ全土を州の管轄を跨いで捜査できる法執行機関。
FBIバッジと言えば90年代にサスペンスドラマで一般に浸透した印象がある。
『ツインピークス』や『Xファイル』それに『羊たちの沈黙』も有名。

『Xファイル』のスカリー捜査官
バッジは実物の写真が豊富にあるので、実物とレプリカの差異を観察することができる。
手帳型(バッジカード)の方はどうか?
実は探してみるとおみやげ物レプリカに埋もれて、実物の写真が散見できる。
バッジに比べ、実際の書式や仕様があまり表に出ることはないが、FBIの就任式や退職祝いの額装プラークなどで実物の身分証を目にする機会がある。

退官した捜査官への額装記念品
左上にバッジ、右側に実物のバッジカードが飾られ、
退役(RETIRED)の文字のパンチ穴があるのが確認できる。
いわゆるFBI手帳とはデザインが異なり、旧来型の二つ折り身分証。
映画で登場するバッジがついたものは実際の実物を確認できず、上記の旧来型デザインは多数確認できる。
あくまで私感的な推測だが、いわゆるXファイル型手帳は90年代に更新された新デザインという訳ではなく、映像的にワンカットでバッジと名前と顔が提示できる利点があり、映像的に作られた小道具用のデザインではないか?と思う。

ドラマ『Xファイル』オープニング、FBIを印象づけたカット
アメリカ国内では撮影用小道具としても、実物と同じデザインに違法性がないわけではなく、適法性の面からも異なるデザインで設計されている可能性がある。
ちなみにFBI捜査官はバッジを専用のバッジホルダーに装着して、ズボンベルトのホルスターの近くや、ジャケットの胸ポケットに差したり、ネックチェーンで首にかけるのが主流だが、バッジを手帳に着けないという訳でもなく、バッジ装着型の手帳も実際に使われている。
(銃の近くにバッジを着ける習慣は、銃を携帯しているのが相手に見えたときに不要なトラブルを避けるためと思われる)

手帳タイプバッジホルダー
そこで調べてみた実物例。

2013年 FBI長官就任式
出典:https://www.nbcnews.com/news/us-news/new-fbi-boss-job-no-1-fight-budget-cuts-flna8c11139177

2015年 FBI捜査官のリクルーターのインタビュー記事
出典:https://accounting.fau.edu/blog/forensic-accounting-blog/meet-kathleen-cymbaluk-fbi-special-agent-recruiter-saturday-september-26-2015/

引退した文民アドバイザーの写真

退官した捜査官の記念品の額装写真

退官した捜査官とされる写真
実物と推定される画像で、身分証の発行された日付を確認すると、73年、80年代、90年、98年、それに真偽不明ながら最近では2019年のものが見つかる。
これらを鑑みても実物の身分証のデザインはあまり変わっていないと推測される。
現在、このバッジカードのレプリカを試作中で、もしかすると受注製作に漕ぎ着けるかもしれません。
なお、映画やドラマで登場する、施設内でのFBIの名札または入館証、縦型のバッジカードともされるもの。

プロップレプリカとして流通している縦型ID
こちらのデザインは当方でもすでにレプリカIDを作成しており、ご要望があれば受注作成もできます。

また、ビニール製のIDホルダーも政府機関・米軍使用の実物品を取り扱っております。詳細は下記リンク先にて

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
レプリカIDカード取扱い一覧
https://kamyu408.militaryblog.jp/e969403.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー