2017年05月05日

暑い夏の冷却アイデア

夏向けボディアーマー冷却インナー
2014年8月に作成

冷却ボディアーマー




かねてからフル装備をしたいものの暑いので手はないか色々と考えていた。
そのうち望みのありそうなものを試した。

市販のレプリカソフトアーマーはナイロンで包んだウレタンなのでまさに保温材そのもので蒸し暑く不快だった。
それでまずは通気がよいメッシュ地でソフトアーマーを作成した。

それに加えてハードプレートがわりに保冷剤で作ってはどうかと、いくつかの試作をした。
(初めはソフトアーマーそのものを冷感素材で作る案もあった)


●その1 通気ソフトアーマー

自動車のシートやソファー用の厚手のメッシュ地の座布団(ダブルラッセルメッシュというらしい)があったので、ソフトアーマーのシルエットに切り抜いて、端のバイアスだけ仕立て直した。
家庭用ミシンで縫おうとしたら糸が絡まるので断念。手縫いでチマチマやる。

ソフトアーマー製作



厚みに張りがあるが、体格に柔軟に追従するので着心地もよく、熱がこもらず若干蒸れにくくなった。まずまずだ。

アグレッサーPECA




これを使用するのは裏地メッシュのボディアーマーがいいので、アグレッサー製PECAアーマーのラベルを剥がして使用した。
ラベルが紙っぽいし、ビニールっぽい表面が暑いので、外して大事にしまっておく事にした。


●その2 保冷剤ポーチ

100円ショップで色々なものを見ていたら、片面がポリメッシュで、もう片側がビニールナイロンのポーチがあった。

ポーチ加工



早速、縫製糸を抜いて分解し、不要なポケットを取り払い、ポーチ全体を開きにする。

背面となるナイロン地に市販の幅広マジックテープを縫い付けてポーチを再縫製。
真ん中に縫い目を入れてポケットを分割。

中のサイズに会わせてアルミ保冷シートを切って入れる。
(これは気休め程度だが無いよりマシかな?)

保冷剤ポーチ完成



ポケットに合うサイズの保冷剤を入れて、ボディアーマーの内ポケットにあるパイルに貼り付ける。
保冷剤の面が内側を向き、メッシュソフトアーマーが体との密着を防ぐ。

保冷剤ポーチ使用感


試した結果、一日遊ぶには半日で溶けてしまうが、ほどほどの効果があった。
コンバットシャツの下に綿シャツを着てアーマーとチェストという装備。ひんやりして心地よい。着ていると結露でうっすら湿り、汗をかいたようになるが、大汗ほどではない。

自分はUSサイズのS-L体型のやせ形で皮下脂肪が少ないため、取り換えなしでも一日十分に遊べた。体型による個人差はあると思う。

本当ならSAPI形状の保冷剤プレートがあれば良いのだけど、そんなサイズの保冷剤が入って凍らせる冷凍庫はそうそう無いので、実用できる人は大型冷凍庫とクーラーバッグが必要だなw


このポーチを買ったのは数年前なので最近は店頭で見ない。
同じものを探すのは大変かもしれません。

参考までに。





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Posted by kamyu [k-25]  at 21:07 │Comments(0)装備品/小ネタ

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コードネームは「キロ・トゥーファイブ」と読む。
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